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U2来日公演から帰還
    2006年 11月 30日
ただいまU2来日公演の初日から帰還。さすがに「さいたま新都心」は遠かった..
ライブは最高だったが(※詳しくは後で別に書きます)、とにかく疲れた。仕事溜まってるだろうなあ、と思うとさらに..

疲れたのはアリーナがオールスタンディングだったからだけじゃない。ツアーグッズ買うだけで30分並んだうえ、入退場でも大混雑。これまで東京ドーム、福岡ドーム、大阪城ホール、マリンメッセ福岡など..いろんな場所で数万人規模のコンサートは経験ずみだが、とにかくこれだけ入退場に時間がかかったことはない。会場(さいたまスーパーアリーナ)の構造上の問題もあるのかもしれないが、もう少しどうにかならないものか。もし雨が降ったら、さらに悲惨なことになると思うが。

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by coolkoro | 2006-11-30 18:55 | 音楽
マーダーボール "Murderball"
    2006年 11月 25日
【KBCシネマ】
分厚い装甲にカスタマイズされた車いすで相手に激突し、そしてなぎ倒す..そのあまりに激しい戦いぶりから、「マーダーボール」の異名を持つウィルチェア(車いす)・ラグビー。この映画は、因縁のライバルであるアメリカとカナダの代表チームを中心に、それぞれの障害を克服し、ウィルチェア・ラグビーに情熱を燃やす選手たちの友情と確執を映し出したドキュメンタリーである。

アメリカで「ラグビー」が盛んだとは非常に意外だったのだが、映画で実際のゲームを見ると、このウィルチェア・ラグビー、スロー・フォワードもOKだし、ラグビーというよりアメフトやアイスホッケーに近い感じだ。それはともかく、まるで戦車のように改造した車いすを駆使した肉弾戦の迫力はハンパじゃない。あの車いすだと激突の度に、ちょっとした交通事故ぐらいのダメージを受けるんじゃないだろうか。そう思えるほど凄まじい。
そんな超危険なスポーツを四肢マヒの障害者がやるなんて、日本ではちょっと想像できないが、何と日本代表チームもちゃんと存在していて、映画にも一瞬だが登場する。

この映画のユニークな点は、障害者スポーツのイメージを根底から覆すド迫力の競技シーンもさることながら、障害者たちを健常者と同じ「等身大の人間」として捉えているところだ。当然ながら、障害者の中にも善人もいれば悪人もいるはずで、それは健常者と変わらない。この映画の主人公格であるアメリカ代表チームのマーク・ズパンは、ただでさえコワモテのうえ、手足にはタトゥーを入れており、意図的に相手を威嚇する風貌をしている。なにも恐いのは外見だけでなく、友人から「あいつは障害者になる前からワルだった」と証言される始末だ。

映画の中のプレイヤーたちからは、自分が障害者だという負い目など微塵も感じられないので、彼らは肉体だけでなく、精神力の方も特別に強靭なのだと思えてしまうが、そうではなかった。あのズパンでさえ「障害者になってからの2年間はキツかった」と告白する。映画にはプレイヤーではなく、障害を負って間もない少年も登場する。当然、まだ障害者としての状況に順応できていない。そんな彼がズパンの車イスに乗せてもらって、目を輝かせるシーンは感動的だった。「障害者だからって自分で限界を作っちゃダメだ」とはズパンの言葉だが、この瞬間、少年は自分が作っていた限界を乗り越えられる確信を持ったのだろう。その後、彼はウィルチェア・ラグビー用の車いすを購入するために、貯金を始めたという。

マーダーボール@映画生活
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上海の伯爵夫人 "The White Countess"
    2006年 11月 25日
【シネリーブル博多駅】
1936年、ロシアから亡命してきた元伯爵夫人ソフィアは、一家の家計を支えるため、上海の外国人租界でホステスとして働いていた。そこへ、爆弾テロにより家族と視力を奪われ、以来酒浸りとなってしまった元外交官ジャクソンが訪れる。ソフィアと互いに心通うものを感じたジャクソンは、彼女を看板に、自らが理想とする夢のバー「白い伯爵夫人」をオープンさせる。偶然知り合った日本人マツダの協力もあり、バーは大繁盛するが、そんなある日、突如として日本軍の上海侵攻が始まり、2人にも戦火が近づいてくるのだった..

『日の名残り』の原作者 カズオ・イシグロのオリジナル脚本だそうだが、暗い過去を引きずる男女というキャラクター設定はやや類型的だし、ストーリーにしても『日の名残り』ほどの奥行きは感じられない。
俳優の気品溢れる演技は素晴らしく、映像も息を呑むほどに美しい。1930年代の上海を再現した美術も見事。難しいことは考えず、映画の雰囲気に浸って楽しむべき映画だと思う。

真田広之の英語での芝居は堂に入っていて、レイフ・ファインズと比べてもまったく遜色なかったのは驚き。彼の役どころは『ラスト・エンペラー』で坂本龍一が演じた甘粕大尉を連想させるが、今回はもっと好意的に描かれている点も日本人には嬉しい。

上海の伯爵夫人@映画生活
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西鉄電車、信号トラブルで..
    2006年 11月 19日
大橋~平尾間の信号トラブルで、その間電車の運転が見合わされた。
運悪く、ちょうど福岡天神から帰宅しようとしてた時だったので、「復旧の予定はわからない」とアナウンスされるし、一時は途方にくれてしまった。結局、午後9時に運転再開されたのだが、当然車内は大混雑。しかも信号は直っていないままらしく、大橋までは徐行運転。マジで人が歩くのと変わらない速度だった。
台風の時といい、まったく電車にはついてない。

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by coolkoro | 2006-11-19 23:42 | Others
麦の穂をゆらす風 "The Wind That Shakes the Barley"
    2006年 11月 19日
【シネテリエ天神】
20世紀初頭のアイルランド、医師を志すデミアンはロンドンへ旅立とうとしていた。しかしその直前、友人の1人が英国から送り込まれた武装警察隊からの尋問中に殺害されてしまう。彼は医師となる道を捨て、兄テディたちと共に義勇軍に参加し、英国からの独立を目指す戦いに身を投じることを決意する。義勇軍の激しいゲリラ戦は各地で英国軍を苦しめ、ついに英国は停戦を申し入れ、戦争は終結する。しかし、締結された講和条約の是非をめぐってアイルランド国内は支持派と反対派に分裂、やがて内戦へと発展してしまう。そしてテディとデミアンの兄弟も..

宣伝で使われている識者のコメントで「どんな大義があろうと、武力行使は絶対にダメだ」といったものがあったが、こんな紋切り型の感想文にはウンザリしてしまう。確かに、こうした「戦争は悲惨」、「戦争反対!」という切り口は解りやすくて、宣伝的には歓迎されるのだろう。ではしかし、イギリス支配下の悲惨な状況の中で、主人公たちに他の選択肢があったのだろうか? ガンジーのように非暴力を貫いていれば、その後のアイルランドの歴史は明るい方向に変わっていたのだろうか?

これは非常に難しい問題だ。劇中で主人公も「多大な犠牲を払ってまで、この戦いにそんな価値はあるのだろうか」と自問している。彼はもともと医師志望であり、そんな自分が戦争とはいえ、人の命を奪うことに対する葛藤もあっただろう。そんな彼だが、母国が蹂躙されるのを目の当りにして、結局は銃を手にするしかなかった。自分の夢を犠牲にしてまでも。

ケン・ローチに「アイルランドの悲劇」を描こうとする意図は、実は無かったのかもしれない。映画のラストで、「その後の歴史」(例えばアイルランドの独立、IRA暫定派の武装解除など)に一切触れられなかったのは、私には象徴的に思えた。この映画で描かれた悲劇は、中東やアフリカなど現在でも存在するものだ。特に私たち日本人にとって、戦争は絶対悪であり、その戦争をしている人間は悪人だと決めつけがちだが、そんな彼らも彼らなりの大義を持っている。その事は理解しておく必要があるのではないだろうか。この映画を観て、そんなことを考えた。

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ストロベリーショートケイクス
    2006年 11月 09日
【KBCシネマ】
 大失恋から立ち直り、今はフリーターをやりながら新たな恋を待ちわびる里子。そんな彼女の仕事はデリへル店の電話番だ。最近親しくなった店のナンバー1の秋代は、お金を貯めて5階以上のマンションを購入するつもりでいる。一人で生きていき、そしていつか自殺するために..一方、イラストレーターの仕事に没頭している塔子は、同郷でOLのちひろと仲良くルームシェアしていたが、実は恋愛と占いにしか興味が無い彼女に嫌悪感を抱いていた。

 男である自分には、ここで描かれる女性たちの心情や行動に共感したり、身につまされるということはあまり無かったが、それでも映画はなかなか面白かった。女性たちが皆(フリーターの里子まで)都心の小洒落たマンションに住んでいるとか、ちょっと現実的でない描写も結構あるのだけど、あまり気にならなかった。女性の願望とリアルな現実を巧く折衷して、違和感なくまとめあげている。

 驚いたのは、(後で知ったのだが)塔子を演じた女優(岩瀬塔子)が実はこの作品の原作者だったということ。カメオ出演というのなら珍しくもないが、原作者がこれだけ本格的に芝居をするというのは、かなり珍しいケースじゃないだろうか?映画に登場する女性たちの中で、この塔子絡みのエピソードが一番リアルで生々しかった。妙に長い嘔吐のシーンでは、思わずもらいそうになってしまったくらいだ。

 あと『サンキュー・スモーキング』の後に続けて観たせいで、女性たちの喫煙シーンがやたら多いのには笑ってしまった。

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サンキュー・スモーキング "Thank You For Smoking"
    2006年 11月 09日
【KBCシネマ】
 タバコ研究アカデミー所属のPRマン ニック・ネイラーは、得意の話術を駆使して、厳しさを増すタバコ業界へのバッシングをかわし続ける業界の有名人。「情報操作の王」を自認する彼の手腕は高く評価されているが、一方で彼を憎む敵も多い。目下の彼の懸案事項は、反タバコ法案を掲げるフィニスター上院議員への対策を講じること。そこでニックは、ハリウッドを利用してタバコのイメージアップを図る戦略を展開しようとするのだが..

 当直明けだったせいで、上映中、特に前半部はついウトウトしてしまい、場内の爆笑でハッと我に返る..ということが何度かあった。普通の体調のときだったら、もっと楽しめる映画だったんだろう。
 普通なら悪役視されるロビイストをヒーローにしてしまうのが、この映画のユニークなところ。ディベートのテクニックが重視されるアメリカ社会には、この主人公のように口八丁で世間を渡っていく男をヒーローとして受け入れる土壌が元々あるのかもしれない。

サンキュー・スモーキング@映画生活
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