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白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 "Sophie Scholl - Die letzten Tage"
    2006年 03月 26日
【シネテリエ天神】
b0004063_221623100.jpgゲショタポに捕らえられ、命がけの極限状態に陥りながらも、相手を真っ直ぐに見据え、毅然とした態度を貫き通すゾフィーの姿に感銘を受けました。
演じるユリア・イェンチは決して美人タイプではないけれど、映画の中での彼女の凛とした美しさは際立っていました。
とはいえ、ゾフィーの姿勢は立派すぎる..というか、あまりに超然としていて、私のような凡人にはちょっと感情移入しづらいところがあったのも事実。 この点では、例えば『ホテル・ルワンダ』の主人公の方が、人間的な弱さを垣間見せる部分が多かっただけ、より共感しやすかった気がします。
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! "Wallace & Gromit in The Curse of the Were-Rabbit"
    2006年 03月 24日
【Tジョイ久留米】
b0004063_21404524.jpg愛すべきキャラクターなんだけど、今回の映画は正直言って微妙..
こんな冒険仕立てではなく、日常からあまり逸脱しないお話の方がこのコンビのキャラには合ってると思うんですが。
しかし、冒頭にデカデカと日本語で「萩本欽一」とクレジットされていたのは興ざめ。本当は字幕版を観たかったんだけど、福岡県ではただの1館も上映していないんだよなあ。
ベロニカは死ぬことにした
    2006年 03月 09日
【KBCシネマ】
b0004063_1849828.jpg入場ポイントがたまったので無料で観たのですが、残念ながら「無料で良かった」と思わずにはいられない珍作?でした。
現実をデフォルメしたコメディタッチの描写と重苦しいシリアス描写が混在した映画です。
もちろんこういう演出もアリでしょうが、この作品の場合はバランスが悪くて、うまくいっているとは言い難い感じ。主演の真木よう子は頑張っているし、脇役の風吹ジュンや中嶋朋子の芝居にも光るものがあったのに、全体としてはそれらが活かされておらず、実にもったいない。

あと相手役にわざわざ韓流男優を起用したのも??です。確かに自閉症という設定で台詞がほとんど無い役ですが、それなら数少ない日本語の台詞ぐらいきちんと言えるようにトレーニングさせるべき。何度か繰り返される「誰か来て!」はぜんぶ「誰か来た」にしか聞こえなかったぞ。

ベロニカは死ぬことにした@映画生活
第78回アカデミー賞雑感
    2006年 03月 06日
今年はまったく波乱なしだな、と思いながらずっとTV中継を見てたら、最後にビックリ仰天! 作品賞は『クラッシュ』...監督賞がアン・リーと発表された時点で、おそらく99%以上の人々は作品賞も『ブロークバック・マウンテン』で決まりと思ったはず。実際、プレゼンターのJ.ニコルソンも思わず「マジかよ!」って顔してたし。

今回は司会者が地味なせいか?強引に笑いを取ろうという演出が目に付きました。際たるものは、「カウボーイがゲイというのは昔から」というジョーク。昔のいろんな西部劇から、それらしく場面をつないだものですが、僕は笑えなかったな。『ブロークバック・マウンテン』を作品賞候補に選ぶより、こっちの方がよっぽどケシカランと思うけど。

演技部門の受賞スピーチは、受賞者それぞれのキャラクターの違いがハッキリ出ていて楽しかった。ジョージ・クルーニー(助演男優賞)は、あまりにもカッコよすぎ。レイチェル・ワイズ(助演女優賞)は何とも優等生的。フィリップ・シーモア・ホフマン(主演男優賞)は照れくさそうにボソボソと、対照的に主演女優賞に輝いたリース・ウィザースプーンは凄いハイテンションで喋る、喋る..いや、気持ちはよくわかります。