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宇宙戦争 "War of the Worlds"
    2005年 06月 30日
【T-ジョイ久留米】
b0004063_2016643.jpg何だか感想をまとめにくい作品ですが、はっきり言えるのは特殊効果や音響による迫力、臨場感が只事じゃなく凄まじいということ。僕が観たのは最新設備のシネコンだったこともあって、トライポッドが機械的とも動物的ともつかない咆哮をあげたり、ビームが炸裂する度にシートや周囲の空気までビリビリと振動する感じ。まさしく究極の体感ムービーと言えるでしょう。ただ今回のスリラー演出は「ジュラシック・パーク」の焼き直しの感もあります。結構ビビりましたけどね。

全体的に今作は原作小説や50年代に製作されたオリジナル作にオマージュを捧げてる気がします。ちょっと現在となっては??な幾つかの設定もそのまま生かされていますが..
原作を尊重したうえで、スピルバーグは家族愛や親子の絆をクローズアップさせることで自分の色を出したかったのでしょうが、これはうまくいっていないと思います。特にトム・クルーズ演じる父親と息子の関係はもっと掘り下げて描くべきだったでしょう。

しかしそれでもスピルバーグは偉い。彼は世間一般から”巨匠”と呼ばれている人物です。でも他の巨匠はこんなB級の題材の映画は撮りませんよ。「シンドラーのリスト」や「プライベート・ライアン」でオスカー受賞すれば、「もう僕は今後、重厚な人間ドラマ専門でいくもんね」となるのが普通だと思いますが、その後もB級娯楽作をあたり前のように撮り続ける彼を、私は皮肉ではなく偉いと思う。まさに職人監督の鑑ではないでしょうか。

宇宙戦争@映画生活
ダース・ベイダーが地下鉄駅長に?
    2005年 06月 28日
b0004063_2210184.jpg福岡市交通局は「スター・ウォーズ」の特別列車を7月3日から19日まで運行し、また初日にはダース・ベイダーを天神南駅の一日駅長に任命する、と発表した。
「スター・ウォーズ号」は車内を映画のキャラクターポスターなどで埋め、車両は特製ヘッドマークで飾る。
一日駅長の任命式は3日午前10時半から天神南駅中央口コンコースで実施。車内での携帯電話利用自粛を呼びかけるチラシも配布する。ダース・ベイダーは、七隈線にも乗り込み、天神南-橋本間も往復する。
(※ここまで今朝の西日本新聞の記事からの要約でした)

地下鉄でチラシを配布する暗黒卿(笑) 何ともシュールな光景でしょうね?こりゃ一見の価値あるな。車両の特製ヘッドマークというもの気になる。でもどうせなら、映画館内での携帯電話利用自粛も併せて呼びかけて欲しいぞ。

福岡市交通局からのお知らせ
オープン・ウォーター "Open Water"
    2005年 06月 25日
【シネリーブル博多駅】
b0004063_225328.jpg僕はもともと海に入ると反射的に「ジョーズ」のテーマ曲が脳内に鳴り始める体質?なので、この映画はシャレにならないくらい怖かった。
俳優の安全確保が十分だったのかも疑わしい、アイデア勝負の低予算映画ですが、この映画が描いている恐怖は凡百のホラー映画とは一線を画したリアルさを感じさせます。
特に絶望的な状況の中で少しずつ人間が壊れていく過程をこれだけリアルに描き出したのは凄い。この作り手の想像力は大したものだと思わずにいられません。

劇中、ダイブを楽しんだ客が「ああ、まさしく楽園だったな」と言う台詞がありますが、そのさっきまで楽園だった場所が今では地獄と化している..この怖さ。ああ、やっぱり海って恐ろしいところなんですね。

オープン・ウォーター@映画生活
最悪の状態で観た「エピソード3」
    2005年 06月 25日
今日、「スターウォーズ エピソード3」の先々行ロードショーに行って来ました。
映画館は東宝直営館の天神東宝。
しかし、これが最低だった!
映画のことじゃない。簡単に言うと、隣に座っていたのが最悪な客で、注意しても迷惑行為を止めないので、たまりかねて劇場スタッフに通報したんだけど、結果的に彼らは何もしてくれなかったってことです。

思い出すのも不愉快なのであまり詳しく書きたくないんだけれど、その迷惑行為というのは、(持ち込み禁止のはずの)スナック菓子を上映中ずっとバリバリと音をたてて食べているわけ。
誇張でなく「上映中ずっと」なんですよ。予告編から本編のラストシーンまで本当にバリバリ音(とビニール袋のガサガサ音)は絶えることがありませんでした。
類似の行為をする客はよくいるものですが、この男の場合は度合いが外れています。
よく見ると、この男、スナック菓子やドリンク類でパンパンに膨れたビニール袋を持参してきている。こんなの入場時にスタッフが注意するのが当然だと思うんだけど、どこの映画館も「飲食物の持込禁止」を謳っておきながら、(福岡の場合)実際上ほとんどチェックがされていないのが現状です。

結局、映画を観ている間中イライラ感が抑えられずに、映画をまったく楽しめませんでした。
「エピソード3」は職場に近いT-ジョイ久留米では7月9日の本公開からDLP上映が始まるので、そこで改めて再見するつもりです。しかし腹立つなあ...
by coolkoro | 2005-06-25 20:56 | Others
フランス映画祭2005 ②
    2005年 06月 19日
b0004063_20461833.jpgこの日(19日)も3本を鑑賞。

「マリスコス・ビーチ」
いかにもラテンらしい楽天的で愉快な艶笑コメディといったところ。今回観た中で、僕はこれが一番楽しめました。主演女優のヴァレリア・ブルーニ=テデスキが最高。映画の中でも19歳の娘がいる母親を演じていますが、もう結構な齢の筈なのに女優としての華や艶やかさをここまでキープしているのは凄いの一言。彼女はもうすぐ公開されるF.オゾン監督の新作にも主演しています。これも楽しみ。

「35歳とサムシング」
幼なじみの3人組女性を主人公に、彼女たちの夫や恋人をめぐる悩みを描いた作品。特に最近は似たような内容の作品が珍しくないし、実際に目新しさもあまり感じられなかった。正直退屈しました。

「ルパン」
上映時間2時間20分。昨今特に長い映画とはいえないけれど、退屈で冗長な内容のために余計長く感じられました。宿敵との対決シーンが多すぎて、途中で「いいかげん、決着つけろよ!」と言いたくなった。中途半端に盛り上げるシーンは多いけれど、ここだ!という見せ場は見当たらない。秋に日本公開が予定されています。

今回の初参加で、映画祭を効率的に楽しむためのノウハウもだいぶ身に着けた?ので、来年も(お金と時間の都合がつけば)ぜひ行って見たいなと思います。

※写真はクロージング・セレモニーの模様
フランス映画祭2005 ①
    2005年 06月 18日
b0004063_19113374.jpg映画祭は実に楽しかったし、同時にハードな体験でもありました。上映される映画と映画の間隔が短いし、その間に舞台挨拶にQ&A、サイン会まで行われます。観たい映画を全部観て、欲しいゲストのサインを皆もらおうとするなら、かなり要領よく動かねばならないし、また忍耐も必要になります。まともに食事が取れないことも覚悟しておいた方がいい。

この日(18日)観たのは次の3本。
「メトロで恋して」
パリの地下鉄で出逢った男女。しかし彼女の方は不治の病に侵されていた..と中盤までは何ともベタなラブストーリーなんですが、ここから先はこの手の映画としては定石はずれの意外な展開が待っています。まあ結末も含めてあまり盛り上がる作品ではないし、観客によってかなり評価が分かれる映画でしょう。東京ではこの夏公開されます。

「リトル・エルサレム」
てっきり青春ものだと思っていたら、ユダヤの戒律に縛られた少女の苦しみをシビアに描いた作品でした。正直、かなり重苦しい。
この映画だけ本会場(パシフィコ横浜)でなく、サブ会場のワーナ・マイカル・シネマズで鑑賞。
ここでも舞台挨拶は行われたんですが、照明が薄暗いままで、せっかくのゲストの表情がほとんど見えなかった。どうにかならなかったものか..

「ロシアン・ドールズ」
良くも悪くも「スパニッシュ・アパートメント」の後日談という感じ。決してそれ以上の作品ではないけれど、前作を気に入った人ならそこそこ楽しめると思います。前作では地味キャラ扱いだった”彼女”が、今回はオドレイ・トトゥを差し置いてヒロイン役に昇格したのは意外でした。フランスでは現在公開中。日本公開は来年5月頃を予定しているそうです。

※写真は「メトロで恋して」の舞台挨拶
明日は横浜に
    2005年 06月 17日
b0004063_1953394.gif週末、横浜に行ってきます。
目的はフランス映画祭。新作フランス映画を6本観る予定です。
18日(土)に「メトロで恋して」、「レミング」、「ロシアン・ドールズ」、19日(日)には「マリスコス・ビーチ」、「35歳とサムシング」、「ルパン」と1日3本ずつの強行軍。映画の前後には舞台挨拶とサイン会も入るので食事には苦労しそう..

「メトロで恋して」はこの夏公開。「ロシアン・ドールズ」(「スパニッシュ・アパートメント」の続編)と「ルパン」もすでに日本での配給が決定しています。この両方に主演しているロマン・デュリスは今回参加ゲストの目玉だったんですが、健康上の理由とかで来日は急遽キャンセルされてしまいました。残念! 
「レミング」は先日開催されたカンヌ映画祭のオープニングを飾った作品ですが、キネマ旬報に載っていたレポートによればどうも出来はイマイチらしい..まあ、期待しないで楽しみにしときます。

フランス映画祭2005公式サイト
by coolkoro | 2005-06-17 20:07 | Others
ジョージ・ルーカス AFIの受賞式で
    2005年 06月 13日
『スター・ウォーズ エピソードIII:シスの復讐』が大ヒットしているジョージ・ルーカスが第33回米映画協会(AFI)功労賞を受賞した。
記事全文(FLiX)

b0004063_21232818.jpgウィリアム・シャトナーって、ルーカスを前にいったい何を歌ったんでしょうね?
ストームトルーパーをバックに歌い踊るハン・ソロ、いやカーク船長..どっかに動画アップされてないかなあ

P.S.何とか静止画を発見。いや笑えます。
電車男 & オペレッタ狸御殿
    2005年 06月 07日
【Tジョイ久留米】
b0004063_20414188.jpgこの映画、つい先日製作発表していたばっかりですが、もう公開。さすがに「超特急で映画化」だけあって、練りの浅さは否めないものの、まずまず楽しめる出来にはなっていました。
気になったのは”電車男”こと山田孝之のオーバーアクトぶり。これは演出の問題かもしれませんが、彼が演じるオタク青年は世間一般が持っているイメージをそのまま具現化したもので、たぶん現実にはこんな人はいないんじゃないか?と私は思います。とにかく終始あまりにもオドオドした彼の物言いにはヘキヘキしてしまいました。
相手役の中谷美紀には「この役には老けすぎ」の声が多いようですが、このお話が成立するためには、あれくらいの年齢差が必要だったと思います。彼女は品の良いお嬢様役が板についているし、オタク青年を暖かく見守るだけの包容力も感じられて正に適役でした。
でもこの映画を観てると、”2ちゃんねる”の住人たち(通称”ねら~”)はまるで善人ぞろいに思えますね。映画で初めて2ちゃんねる存在を知った人がアクセスしてみたら、きっとあまりのギャップにショックを受けることでしょう(笑)

続けて観た「狸御殿」は開始50分の時点で頓挫。途中で映画館を出てしまいました。
自分を決してシャレがわからない人間だと思いませんが、この映画ばかりはどうにも理解不能です。

電車男@映画生活