死ぬまでにしたい10のこと
    2004年 10月 31日
WOWOWにて放映

b0004063_161033.jpg良い意味で言うのだが、この映画は”大人向けのおとぎ話”だ。
私の勤め先はホスピスがある病院で、その関係で終末期医療について多少の知識は持っている。そんな私から見て、この映画のストーリーは現実的とはいえない。末期がんの患者が定期的に鎮痛剤を処方してもらうだけで苦痛を抑えることはできないし、現実にはあっという間に衰弱してしまって、映画のように最後まで家族に病気を隠しとおすことは不可能だろう。
この映画は非現実的なドラマではあるが、同時に人生の真実を描くことには成功している。その意味で「おとぎ話」だという印象を受けるのだ。
ヒロインの行動(特に不倫の関して)には観客の間でも賛否が分かれているようだが、私はこの映画のメッセージは真摯なものであると思う。