ボルベール 帰郷 "Volver"
    2007年 07月 01日
【天神東宝】

 この監督らしい「女性賛歌」ともいうべき映画で、男性の目線で描かれた前作『トーク・トゥ・ハー』程は(男である自分は)入り込めなかったが、いろんなタブーを軽々と超越して、直情的で現実的で、そして逞しい女性像を賛美的に謳いあげている様はなかなか痛快。 
 罪深い女たちを、こんなにもあっけらかんと肯定的に描くことができるのは、やはりラテン的な感性によるものだろうか。ラテン的といえば強烈な色彩感覚も印象的。 

 欧米の冠婚葬祭は日本ほど大仰でなく、いたって簡素なものだという印象があったが、この映画を観ると、田舎ではやはり親類や隣近所がやかましくて結構たいへんそうだ。

「ボルベール 帰郷」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
b0004063_1344363.jpg

by coolkoro | 2007-07-01 20:57 | 劇場鑑賞