檸檬のころ
    2007年 05月 14日
【KBCシネマ】

ポスターでは5人のメインキャストが並んで写っているが、本編で彼らが一堂に会することはない。基本的には2組のカップル+1名のそれぞれのエピソードが平行して描かれるスタイルの映画。個々のエピソードが点描という感じで、一つのな物語へ収斂していかないのが残念だった。
その「+1名」の石田法嗣を思わせぶりに登場させておいて、途中からバッタリと出番が無くなったのは何なんだろう。『カナリア』以来の谷村美月との共演に期待していたんだけどな。

いちばん合点がいかなかったのが、演技経験が浅い榮倉奈々絡みの、しかも一番ありきたりで退屈なエピソードをメインストーリーに据えていることだ。音楽ライター志望の孤高な女子高生を演じる谷村美月のエピソードを中心にした方がよっぽどユニークな作品になったと思うが、それだと作者が意図した「普遍的な青春像」とイメージがズレてしまうという判断だったのだろうか。印象に残るシーンも多々ありながら、全体としては「古臭い青春映画」という感じが拭えない。

しかし最近の青春映画は北関東を舞台にしたものが多い。やはり東京に近い田舎というのが好都合なんだろうか。
あと最近は受験の合否が電話の自動音声応答サービスで確認できるとは..これにはちょっと驚いた。

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by coolkoro | 2007-05-14 21:42 | 劇場鑑賞
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