マッチポイント "Match Point"
    2006年 09月 03日
【KBCシネマ】
ウディ・アレンらしい小洒落た意匠に包まれているが、中身は昼メロにでもありがちな下世話なお話で、アレンのこれまでの作品からすれば、ちょっと意表を突かれた感じだ。
サスペンスとしてもまずまずの出来なのだが、この点、予告編でかなりネタばらししているのがマズいと思う。決して勘が良くない私でさえ、予告編を見た段階で、結末も含めておおよその展開は見当がついてしまったくらいだ。

しかし高等教育も受けていないテニスプレイヤーが、大企業に就職した途端、有能なビジネスマンとして頭角を現すというというのは、設定に無理がありはしないだろうか? 義父が社長という強力なコネがあるにせよ、「彼は実に優秀だ」という台詞は何度も登場するからね..これにはちょっと釈然としなかった。
スカーレット・ヨハンソンは今回も魅せてくれた。クールビューティーだと思っていた彼女が、深い仲になったとたん、嫉妬深く、感情的に喚き散らすような女に豹変するあたりの演技は、相当に迫力があった。

マッチポイント@映画生活

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by coolkoro | 2006-09-03 23:56 | 劇場鑑賞
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