幸せのポートレート "The Family Stone"
    2006年 08月 14日
【KBCシネマ】
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なかなかよくできたホームドラマ。
全編コミカルでありながら、ハッとするようなシリアスな場面を随所に配置する、という作りに目新しさはありませんが、キャストが芸達者揃いということもあり、それなりに感動させられます。

サラ・ジェシカ・パーカー演じるヒロインは、やたら神経質でプライドの高さは人一倍。かなりイヤな女として登場します。そんな彼女も婚約者の家族に気に入られようと、彼女なりに努力して言動に気を配るのだけれど、それがことごとく裏目に出てしまう。ここのくだりは、人付き合いが不器用だと自覚している人(程度の差はあれ、自分も含めてそういう人は多いだろう)には痛いシーンとして、特に印象に残ります。
ただ、決定的に壊れてしまったかと思われたサラと婚約者一家の人間関係が、「あの程度のこと」で簡単に修復されるのは説得力なかったな。個人的にドラマのハイライトだと思っていた部分なので、この点は非常に残念。

もう一つ不満を言えば、サラの妹役クレア・デインズの存在が余計だったこと。映画の中盤からの登場で、「ちょっとした脇役だな」と思っていると、最後にはサラとどちらがヒロインなのか解らなくなるほどウェイトが大きくなっていきます。これは作品のバランスを壊している気がするし、作劇としても不自然だと思う。あれでは、サラの婚約者にしてもずいぶん酷い奴ということになってしまうし..

あと最初の方で、一家の末弟が「アリガトウ」と日本語で返事するシーンがあったんだけども、あれはどういう設定だったのかな?ちょっと気になります。

幸せのポートレート@映画生活
by coolkoro | 2006-08-14 20:40 | 劇場鑑賞