キング・コング  "King Kong"
    2005年 12月 15日
【天神東宝】
b0004063_1844926.jpg★私の評価:A
これは文句なく楽しめました。
1933年製作のオリジナルと76年リメイク版の「いいとこ取り」している、というのが私の第一印象。いろんな所で言い尽くされているように、基本的にはオリジナル版に非常に忠実な作りなんですが、”ヒロインとコングが心通わせる”というアイデアは76年版が最初なんですよね。今回はその部分で、ナオミ・ワッツ演じるヒロインが「パッとしない舞台女優」だという設定をうまく活かしていて、これは巧いなと思いました。

因みに私は76年版を子どもの頃にリアルタイムで観ているんですが、ポスターにデカデカと描かれていた「コングがジェット戦闘機を握り潰す」シーン(※下の画像参照)がまったく映像化されてなくて、b0004063_2016937.jpg心底ガッカリさせられたことが何より記憶に残っています。(戦闘機じたいが登場しない。コングを攻撃するのは戦闘用ヘリ) あの作品のせいで、幼くして私の頭には「映画の宣伝は平気でウソをつく!」という事実が強烈にインプットされてしまいました。
76年版では抵抗らしい抵抗もしないまま、あっさりとコングがやられてしまうのも減点対象でしたね。この点、深手を負いながらも、ものすごい咆哮をあげながら、必死の反撃を試みる今回のコングの姿には感動を覚えました。

最初に「文句ない」と言いましたが、あえて難を言うなら、骸骨島での「コングVS恐竜」と巨大昆虫のシークエンスについてでしょう。あれはどっちもサービス過剰というか、クドいし長すぎる。いや、あれが無ければPJじゃない!というファンも多いのでしょうが、私の好みではないです。

キング・コング@映画生活
by coolkoro | 2005-12-15 23:42 | 劇場鑑賞