サヨナラ COLOR
    2005年 10月 16日
【シネテリエ天神】
b0004063_2325530.jpg台風さえ来なければ、昨年8月に湯布院映画祭で観ていたはずの映画。1年以上もお預けをくっただけ期待も大きかったんですが、正直それほどの出来ではなかったです。
ユニークなキャラクターとディテールの面白さで、最後までそこそこ見せる映画ではあります。竹中直人の部屋の人体模型なんかは狙い過ぎという気はするけど、やっぱり笑えるし、幼少時代に母親と写った写真がさり気なく飾ってあるのも何だか良かった。しかし肝心のストーリーの骨格はまるで昼メロで、どうにも新鮮味がありません。まあ普通なら二枚目が演じるはずの主人公を、ここでは竹中が演じているというのが、この映画の独自性と言えるかも知れませんが。

しかしエンディングでかかるタイトル曲「サヨナラCOLOR」はとんでもない名曲ですよね。これだけ真摯なメッセージが心に響いてくる曲もそうないでしょう。何だかこの曲のおかげで、劇場を出る頃には「いい映画だったなあ」という気にされていました。
あと実にバラエティに富んだ顔ぶれがカメオ出演していますが、廣木隆一(『ヴァイブレータ』等の監督)の役には笑ってしまいました。映画祭で本人を見たことがあるので判ったんですけどね。

サヨナラCOLOR@映画生活
by coolkoro | 2005-10-16 22:59 | 劇場鑑賞