ジャパニーズ・ストーリー "Japanese Story"
    2004年 09月 20日
エルガーラホール(アジアフォーカス福岡映画祭にて上映)

b0004063_938095.jpg 地質学者サンディは、自分が開発したソフトウェアを売るため、渋々ながら無口な日本人ビジネスマンであるヒロミツの世話をすることになった。ヒロミツは彼女を運転手だと誤解し、オーストラリア西部ピルバラ地方の鉱床と砂漠に案内するよう頼む。しかしそこには危険が待ち受けていた.. シドニー出身で、最近は「シックス・センス」「めぐりあう時間たち」などハリウッドでも活躍が目立つトニー・コレットが出演した地元オーストラリア映画。

 ???というのが観終っての率直な感想。中盤までは典型的なロードムービーだ。異文化どうしのぎこちないコミュニケーションから始まった2人の関係が、旅先で遭遇するいろんな出来事を経て少しずつ親密になっていく..という、ありがちではあるが、非常にわかりやすい展開だった。
 ところがこの映画、終盤にさしかかったところで、唐突に唖然とするような”事件”が発生して、そのまま予想もしなかった結末を迎えてしまうのだ。この通常の劇映画では考えられないドラマ展開にどのような意図があったのか?、私には正直わからない。またトニー・コレット演じるヒロインの心情についても同様にわからない。せっかくの映画祭なのだから、この辺はぜひ監督なり出演者なりに直接お尋ねしたいものだが、残念ながらこの作品はゲスト無しで、ティーチインは行われなかった。
 
 しかしながらこの作品、国際的にはかなり高い評価を受けているらしい。特にトニー・コレットは多数の演技賞を受賞している。一体どこが高評価のポイントになっているのだろうか?
 その手がかりになればと思いIMDBの掲示板をチェックしたみたが、やはり「わからない」というカキコミが目につく。少なくとも一般人にとっては、国内・海外を問わず難解な作品に違いないだろう。
by coolkoro | 2004-09-20 09:36 | 劇場鑑賞