「ファム・ファタール」  "Femme Fatale"
    2004年 08月 02日
wowowで鑑賞

b0004063_0384131.jpg劇場公開時には「怪作」だの「失敗作」だのといった悪評を聞いていたこともあって、結局、観逃してしまっていた。短期間の公開のうえ1日の上映回数も少なくて、なかなか都合が合わなかったこともあるが..
しかし実際観てみると、これがなかなか楽しめた。
デ・パルマの流麗なカメラワークは健在だし、何よりヒロイン、レベッカ・ローミン=ステイモスの悪女ぶりは見事にはまっていて魅力的だ。
「X-メン」では奇怪な全身メイクで登場していた彼女を見て、「素顔は凄い美女なんだろうな」と想像したものだが、それを十分確認できただけでも一見の価値はあった。
不評だったエンディングも、僕は悪くないと思う。
確かに「反則だ」、「ただのハッタリ」といった意見もわかるが、それを言ったら「キャリー」も「殺しのドレス」も同じだろう。
ヒロインとパパラッチ(アントニオ・バンデラス)との最後の会話は「天国から来たチャンピオン」のそれを思わせるロマンチックなものだが、こちらは実はこの2人とも相当なクセ者だとわかっているので思わずニヤリとさせられる。