スウィングガールズ
    2004年 09月 17日
天神東宝

b0004063_2338206.jpg女子高生とJAZZ、東北の田舎町とJAZZって取り合わせは面白いし、ガールズの皆も個性豊かでユニークな面子が揃ってる。実際、笑えるシーンも多いんだけど、映画全体を通して見ると、どうもいまひとつ満足度が低いんだな。

イノシシに追われるシーンなんか典型だけど、笑えるポイントはどれも一発芸みたいなもの。必然性があろうが無かろうが、とにかく笑えるシチュエーションを強引に作って、映画のあちこちにバラまいた感じが否めない。
そんな安易にウケを狙ったシーンの数々のせいで、本来ストーリーの要となるべき、彼女たちの演奏が上達していく過程の描写がずいぶん省略されている。
まあ作り手側としては、単調になりがちな演奏の特訓シーンよりも、笑いを取りやすいギャグを多く入れる方を優先したんだろう。
しかし、演じている彼女たちは現実に猛練習を体験している(その結果、吹き替えなしで演奏できている)わけで、それなのに、映画ではそれを描かないのはもったいないと思う。
やっぱり「ガールズの皆は頑張った!」という実感がもう少しでもあれば、ラストのカタルシスはずっと大きくなったと思うのだが..
by coolkoro | 2004-09-17 23:45 | 劇場鑑賞