エターナル・サンシャイン "Eternal Sunshine of the Spotless Mind"
    2005年 03月 21日
【WMC福岡ルクル】
b0004063_22463955.jpg「マルコビッチの穴」の脚本家にジム・キャリーが主演。こりゃ、さぞかしブッ飛んだ映画になってるんだろうな..と予想してましたが、意外や真面目、と言うよりシビアなラブストーリーに仕上がっていました。

過去の記憶を思い起こしては、「もし、あの時こうしていれば..」とか「あんな事さえ起きなければ..」などと想いを巡らせる。こういうこと、私たち日常的にやってますよね。この映画は、そんな脳内の日常の行為を映像化したものと言えるかもしれません。奇抜なアイデアに立脚した作品であるにも関わらず、この映画には切ないほどのリアリティが溢れているのも頷けます。

私は忘れたい出来事はわりと簡単に忘れることができます。記憶のメカニズムには未だ解明されていない部分が多いわけですが、人間の記憶容量に限界がある以上、(映画の中のラクーナ社のように)忘れたい記憶を優先して忘却させる機能が自然と備わっているのでしょう。それでも”忘れたいのに、なぜか忘れられない”記憶というのもまた存在します。ひょっとしたら、それってクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)のように、記憶の中の住人が「リメンバー・ミー」と囁いているのかも..この映画を観て、そんなことを想像してしまいました。

エターナル・サンシャイン@映画生活
by coolkoro | 2005-03-21 22:47 | 劇場鑑賞
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