個人的2004年ベストテン(外国映画)
    2004年 12月 11日
個人的2004年ベストテン(外国映画)_b0004063_0423138.jpg※私が所属している映画サークルで恒例となっている「年間ベストテン」投票のために、選出したものです。
昨年12月から本年11月までに福岡で劇場公開された作品が対象となっています。






●1位  「ビッグ・フィッシュ」
●2位  「ロスト・イン・トランスレーション」
●3位  「スクール・オブ・ロック」
●4位  「シービスケット」
●5位  「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
●6位  「砂と霧の家」
●7位  「21グラム」
●8位  「コラテラル」
●9位  「幸せになるためのイタリア語講座」 
●10位 「グッバイ、レーニン」

以下、寸評です

『ビッグ・フィッシュ』
ありのままの退屈な事実より、大げさに脚色した楽しいホラ話の方が時として真実に迫ることがある。このテーマは映画という存在そのものを象徴していると言えないでしょうか。「人生なんてまるでお伽話(=映画)」 ね!そう思いません?

『ロスト・イン・トランスレーション』
異文化の中に放り出されたときに感じる独特の浮遊感が、センス抜群の音楽に彩られながら見事に表現されていて、なかなか心地よかったです。

『スクール・オブ・ロック』
まったく、あのジャック・ブラックの暑苦しい存在なくしては成立しない映画ですね。その意味で、抜群の企画だったと思います。反対に言うと、これ以外に彼がピンで主演できる作品があるとは想像できませんが.. 

『シービスケット』
何十年も昔のレースを大迫力で再現するのはやはり莫大な金がかかる。残念ながら日本映画では無理な話でしょう。だからハリウッドはこんな良質な映画にこそ大金をかけて作り続けて欲しいと思う。C.クーパーとJ.ブリッジスの懐が深い演技も印象的でした。

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
以前、スプラッター嫌いの私はこの監督のことを「死ね!」と思っていました。謝罪します。

『幸せになるためのイタリア語講座』
心癒される小品でした。ちなみに、これを観た時、満員のシネテリエ天神の観客は私以外すべて女性でした。同じ日に観た「イノセンス」は男ばっかりだったのに..
   
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